５２９ ロンドンの熱い夜 ジュリー・コーエン

ロンドンの熱い夜 (ハーレクイン・アフロディーテ)

エリザベスは恋人に永遠を望んだが、彼女が妊娠したことから捨てられ、その後流産する。打ちのめされたエリザベスは、男性との付き合いを避け、仕事に打ち込むようになった。講師としてアンガスがやって来た時、エリザベスは彼に惹かれる気持ちに気付く。問題を抱える生徒に特別授業をすることになったアンガスは、度々彼女を食事に誘おうと試みるが、失敗に終わる。二人の情熱は過熱し、やがてエリザベスは屈服した。彼女を愛している。だが、逃げ出されたくない。マスコミに追いかけられるアンガスの世界に、彼女は馴染めない。そして、愛していると告げられた時、エリザベスは逃げだした。
アンガスを愛している。妊娠していないことがわかった時、エリザベスは彼の子供が欲しかったことを痛切に感じた。優しく慰めるアンガスに、やっとエリザベスは愛していることを告白し、ずっと一緒にいたいと告げる。二人は涙を浮かべ、結婚を誓った。

子供を失った時、家族が欲しいという願望を封じ込めることで、彼女は傷つくことを避けようとする。だが、何度拒絶されても彼は諦めなかった。５１５の関連作です。