389 醜いシンデレラ サラ・ウッド
- 作者: サラウッド,Sara Wood,苅谷京子
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2005/09
- メディア: 新書
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歳月が流れ、祖父は事業に失敗し、シェフとして成功していたアンナは、故郷に帰って来た。祖父は屋敷が売りに出されたことで心臓発作を起こし、アンナの世話を必要としていた。屋敷を買い取ったのはヴィードだった。ヴィードは妻子が欲しかったが、どんな美女にも欲望を感じることができなかった。アンナとその祖父に復讐してやる。ヴィードは屋敷のシェフとしてアンナを雇い、彼女を誘惑して捨てるつもりだった。しかし、お互いに対する疑惑は、少しづつ真実を気付かせて行く。祖父が亡くなる直前にアンナに出した手紙が全て祖父の企みであったことを明かし、驚愕して茫然自失になったアンナは屋敷を飛び出し、事故に合ってしまう。車は燃え上がりアンナは顔に酷い火傷を負った。ヴィードを心から愛するアンナは、彼に愛する人と幸せになれるチャンスを与えるため姿を消した。ヴィードは寝食を忘れ、アンナを探した。そして、ひなびたパブで探し求めた味に出会う。ヴィードは戸外でアンナを待った。声をかけると、アンナは駆けだした。逃げるアンナを捕え、ヴィードは戻って来て欲しいと言った。アンナが顔を上げ頬の火傷痕を見せると、ヴィードは怯んだ。しかし、ヴィードはアンナを愛し続けていたこと、顔などどうでもいいことを語った。ヴィードから顔中に口づけを受けて、やっとアンナの疑惑は晴れた。アンナが妊娠していることを知って、ヴィードはさらなる喜びに包まれた。
ちょっと泣ける話だけど、絶対あり得ない話だわ。