388 クリスマスは特別に ダイアナ・ハミルトン

クリスマスは特別に (ハーレクイン・ロマンス)

クリスマスは特別に (ハーレクイン・ロマンス)

  • 作者: ダイアナハミルトン,Diana Hamilton,飯田冊子
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 新書
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ティーは昔からジェームズに恋していたが、彼はマティーを「こねずみちゃん」と呼んでいた。家を取り仕切るパートナーを必要としてした婚約が壊れ、考えあぐねたジェームズは、穏やかで気楽なマティーとの結婚を考えた。便宜上の結婚をしようというジェームズの言葉にマティーは傷ついたが、父がマティーに何の相談もなく家を売り払おうとしていることを知って、さらに傷ついた。捨て鉢になったマティーはジェームズと結婚すると答えてしまう。友人のドーンはマティーの話を聞いて、彼女を変身させた。マティーは幼い頃、母から何を着ても似合わないと言われ続けて自信を喪失していた。愛してもくれない人と結婚しても幸せにはなれない。マティーは結婚を取りやめるとジェームズに言うつもりだったが、変身した自分を見たジェームズの反応に興奮した。彼は初めて私を女性として見ている。計画通り二人は結婚した。しかし、事態はジェームズが計画していた物とは違っていた。マティーはセクシーで美しかった。彼女に対する欲望にジェームズは混乱し、どうしていいかわからなかった。彼女の魅力に気づいた他の男に彼女を奪われたくない。ジェームズは考えた末、マティーを誘惑しようと思い立った。二人きりで休暇を過ごそうと言われたマティーは最悪のシナリオを想像する。彼は離婚を切り出すつもりなのだ。しかし、彼はマティーが欲しいと打ち明けた。本物の結婚にするか、別れるしかないと。マティーもジェームズを求めていた。二人は本当の夫婦になった。だが、一つ落とし穴が待っていた。ジェームズは最初から子供はいらないと言っていたが、マティーは妊娠してしまう。そして、ジェームズの美しい元婚約者フィオナがジェームズを取り戻すとマティーに宣言したため、落胆したマティーは彼に離婚を切り出した。家を出る時も、ジェームズは引き留めもしなかった。しかし、一晩考えたマティーはジェームズと冷静に話そうと決意する。だが、玄関から出て来たのはフィオナだった。
半年後、マティーは一人で出産した。しかし、母娘の退院を迎えに来たのはジェームズだった。マティーは驚愕するが、強く拒絶することもできず、コテージで彼の世話を受けるはめになる。ジェームズはこうなってしまった理由が知りたかった。そして、フィオナを愛していると誤解されていることを知った。だが、戻って来て欲しいというジェームズの言葉に、マティーはそれでは充分ではないと言った。ジェームズは妻も娘も愛していることを告白し、マティーもずっとジェームズを愛していたことを明かした。


便宜結婚もHQ多いですね。