376 幸せへの航海 ベティ・ニールズ

幸せへの航海 (ハーレクイン・イマージュ)

幸せへの航海 (ハーレクイン・イマージュ)

ラヴデイはリマダから相談を持ちかけられ、戸惑っていた。リマダが結婚したいと話すテリーに好感が持てないラヴデイは、リマダの後見人のアダムの懸念ももっともだと感じていた。しかし、リマダから、アダムがラヴデイを「お節介な出しゃばり」だと話したことを聞いて考えを変える。ラヴデイはお節介を焼くことを決意し、二人で船旅に出たと見せかけて、寄港地でリマダを結婚させる計画を立てた。船に乗り込んだラヴデイとリマダはテリーと落ち合ったが、そこにはアダムもいた。そして、アダムはリマダの財産が残っていないことを暴露する。テリーの態度は変化し、結婚は白紙となった。寄港地ではリマダの古い友人ゲークが待っていた。リマダとゲークは親密になっていき、ラヴデイはアダムが全てを仕組んだことを知る。ラヴデイは腹立たしくもあったが、リマダの幸福を喜んだ。テリーを船に残し、4人はリマダの生家に向かった。ラヴデイはアダムを知り、急速に惹かれ愛し始めたが、世界が違っていた。ラヴデイは一人で帰途につき、今までと変わりない生活に戻った。高名な外科医であるアダムは、何度かラヴデイの職場に現れたが、ラヴデイは彼を避けることしかできなかった。時がたてば、いつか忘れられる。アダムが結婚するという話を聞いて、ラヴデイは落ち込んだ。従妹を思い通りにするために自分を利用した男なのに、憎むことはできない。逃げるラヴデイを追ってアダムは看護婦たちの居間に踏み込み、彼女にプロポーズすると告げた。二人の出会いがそれ以外の結末を迎えることなど有り得ないと。


なんかむかつく話。もっと普通に求愛しても良かったんじゃない?