383 うしろ姿の花嫁 テレサ・サウスウィック
- 作者: テレササウスウィック,Teresa Southwick,速水えり
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2007/08
- メディア: 新書
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一年後、マイケルはジェニーヴァの務めるホテルを買収し、ボスになった。ジェニーヴァは仕事を失いたくはなかったが、首を覚悟していた。しかし、マイケルは事業を成功させるためには、自分の醜聞をも利用すると言い、ジェニーヴァをイベントプランナーとして使うことを躊躇していなかった。計算外だったのは、二人の間に今だ存在する火花だった。マイケルはジェニーヴァに怒りを持ち続けようとしたが、知らなかった事実が露わになるにつれ、ジェニーヴァの心の痛みを理解するようになった。ジェニーヴァはマイケルの欲望が自分に向けられていることを恐れ、抵抗したが、無駄だった。イベントは成功し、二人は心が通い合うのを感じた。しかし、その成功はジェニーヴァの腕を際立たせ、新たなチャンスを産む。マイケルは引き留めなかった。ジェニーヴァはアトランティックシティに旅立って行った。
マイケルは成功を手にしていたが、虚しかった。やっと、マイケルは本心を語り、欲しいものを手に入れる行動に出た。そして、ジェニーヴァを追いかけ、連れ戻しに行く。ジェニーヴァはそんな愛があれば、結婚してもうまくいくと確信でき、彼の胸に飛び込んだ。
望みは同じなのに、すれ違う心。感情に流されることは、正しいことではないのか?結構深遠な話で、ちょっとセンチメンタルです。