375 いつか恋を リンゼイ・アームストロング

いつか恋を (ハーレクイン・ロマンス)

いつか恋を (ハーレクイン・ロマンス)

  • 作者: リンゼイアームストロング,Lindsay Armstrong,萩原ちさと
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 新書
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姉夫婦の葬儀で、その娘メルを見た時、エティエンヌは恋に落ちる。しかし、メルは浪費癖のあった義母を嫌い、その弟エティエンヌの一族にも好感を持ってはいなかった。19歳のメルは三人の弟の世話と家業を懸命に遂行しようとしていたが、負債は多く、経営は難しかった。このままでは、土地家屋を手放す他はない。エティエンヌはメルを手に入れるために、全ての問題と引き換えに結婚を求めた。メルには他の術はなかった。二人は結婚するが、メルはエティエンヌに抱かれる決心がつかずにいた。二日間リゾートホテルで過ごした後、船に乗るために埠頭に向かった二人は崖崩れに合い、メルは足を骨折してしまう。崖下に落ちた二人はお互いを知り、エティエンヌは間違いに気付いた。当初、エティエンヌはメルとベットを共にすれば、彼女を自分の物にできると考えていた。だが、メルははるかに大人であり、そして、彼はメルがデートしたり、誰かと知り合う可能性をも奪ってしまったのだ。メルはエティエンヌの優しさと思いやりを知って、彼を愛し始めたが、彼が親密な関係を求めなくなったことを訝しく思った。真実を口にできないまま、破局が訪れようとした時、メルが階段から落ち、動転したエティエンヌはメルを「いとしい人」と呼んでしまう。メルの懸念は失せ、二人は本当の夫婦となった。


普通に求婚すればよかったのにね。プライドが邪魔したのね。