559 別れは愛の証 サラ・モーガン
- 作者: サラモーガン,Sarah Morgan,高橋庸子
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2009/04
- メディア: 新書
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エイミーは、マルコに何も言わず家を出て、医療支援組織の活動に加わった。二年後、エイミーは離婚の決意を固め、マルコに会いに行き、離婚して欲しいと告げる。
出会って3カ月で結婚したことを軽率だったと話すエイミーに、マルコは激怒するが、離婚する気は全くないと断言する。だが、愛していないと告げるエイミーの言葉に、希望は見いだせなかった。
それでも、マルコは彼女が自分を愛していると確信していた。それならば、なぜ彼女は、それほどまでに離婚を望むのか理解できない。
マルコの誘惑にエイミーは抗うことができなかった。そして、避妊の話題から不妊症であることが暴露されてしまう。そんなことは問題ではないと言うマルコに、エイミーは頑なな態度を崩そうとはしなかった。
エイミーの過去に、彼女の行動の答えがある。一人の患者へのエイミーの言葉が、マルコにそれを知らせた。エイミーの養父母と自分たち夫婦は同じではない。なぜなら自分たちは愛し合っているのだから。エイミーはマルコが自分を愛しているとは思っていなかった。マルコは自分が欲しいのはエイミーだけだと言い、愛していると告げる。そして、奇跡がおきて、エイミーが妊娠していることが判明した。
一人の女性の葛藤の話。彼が欲しがる子供を与えられない自分は、身を引く意外ないと決意したものの、喪失感は彼女を蝕む。ちょっと、できすぎな話です。