背ばかり高く、美人でもなかった
アンドレアはカメラマンのエンリコの目にとまり、トップモデルとして持て囃されるようになる。しかし、情熱はしだいに薄れ、エンリコとの結婚生活は終わる。ドンと知り合った
アンドレアは、柔和で知的な彼に惹かれていく。無言電話が始まり、車に狙われた
アンドレアはドンの助けを求めるが、連絡が取れなかった。ドンに愛していると伝えたい。仕事がてら、メキシコを訪れた
アンドレアは、ドンに会うため、彼の家のパー
ティーに忍び込むが、彼が結婚していることにショックを受けた。ドンの兄レースは
アンドレアに対する欲望に当惑するが、ドンの妻を傷つけまいとする態度に同情を覚えた。
アンドレアの休暇を自分の家で過ごすようにレースは言い、自分の船でテキサスに向かった。酷い船酔いに悩まされる
アンドレアに、レースは薬を与えるが、ある夜、夢の中を彷徨う
アンドレアはレースを求め、二人は素晴らしい時を過ごす。しかし、翌朝の
アンドレアの頭に、その記憶は抜け落ちてしまっていた。レースは薬の副作用が出たことに気付くが、言えば
アンドレアが傷つくことになると、沈黙を守った。そしてこの休暇中に、
アンドレアがレースへの気持ちに気付いてくれることを、レースは祈った。
アンドレアは画家として尊敬するレースのモデルを務めながら、彼に惹かれている自分を律していたが、突然訪れたレースの恋人に出会い、レースを愛していることを自覚する。嫉妬を露わにした
アンドレアに、レースの自制心は崩れ、二人は激しく抱き合った。だが、お互いの気持ちを確信できない二人は、やって来たドンに惑わされ、
アンドレアは家に帰る決心をする。もし、愛しているなら追って来てくれるはず。しかし、彼は姿を見せず、電話さえ来なかった。失意の中、
アンドレアは妊娠に気付く。その後、やって来たレースは、
アンドレアが去った日、事故に合い、来れなかったことを明かした。レースの
コンドミニアムに落ち着いた二人は、幸せな時を過ごした。レースの打ち合わせに同行しなかった
アンドレアは、レースのためにケーキを焼いていた。突然、エンリコの訪問を受け、戸惑う
アンドレアは、自分を付け狙っていたのがエンリコであったことを知った。ベランダから突き落とされる直前、
アンドレアは妊娠していることを話し、躊躇したエンリコは帰って来たレースに殴り飛ばされる。レースはやっと、
アンドレアを永遠に自分のものにした。
波乱万丈な物語。七転八倒???目まぐるしい話でした。