272 美しき侵入者 ペニー・ジョーダン

美しき侵入者 (ハーレクイン・ロマンス)

美しき侵入者 (ハーレクイン・ロマンス)

村の校長を務めるジョディは、村人の雇用元である工場が買収され、閉鎖される恐れがあり、児童数が減ってしまうことを危惧して社長に会おうとしたが、断られてしまう。ジョディを助けるために従兄はその男の泊まる部屋の鍵を手に入れジョディに部屋で待つように言った。乗り気でなかったジョディは運ばれてきた飲み物を飲み、酔っぱらってしまう。ジョディは耐えがたい睡魔に襲われ眠り込んでしまった。
レオはロビーで見かけた女性が自分のベッドに寝ているのを見て、工場責任者が仄めかした娼婦だと激怒する。しかし、揺り起こされたジョディは夢うつつのまま、レオを夢の恋人と思い込み、レオもジョディに呼び醒まされた欲望に囚われてしまう。翌朝、目覚めたジョディはレオから侮辱され、逃げ帰ったが、部屋から出て行くところを客室係に目撃されてしまう。レオは数日後、ジョディが娼婦などではなく、尊敬される校長であることを知り、誤解であったことに気付く。そして、ジョディがそれが初体験であったことと、行為に何の予備処置も行わなかったことに気付いて妊娠の可能性を考えた。その頃、学校の保護者の間で、ジョディがレオの部屋に一晩いたことが問題になり、レオはジョディを守るため婚約していると嘘をついてしまう。ジョディは自分がレオに一目惚れしてしまったことに気付いていたが、妊娠しているなら何らかの措置を・・・という彼の言葉に傷つく。二人はお互いに愛しているが、愛されていないと思い込み、悲嘆を感じていた。婚約のニュースを聞いて、飛んできたレオの母は見知らぬ旅行者としてジョディに近づき、彼女が仕事を辞め、村から離れて一人で子供を育てる決心をしたことを知った。母はレオに電話し、直ちに間違いを正すよう促した。レオはジョディの従兄の力を借りてジョディの部屋に忍び込み、子供もその母親も愛していることを告白した。


この人の作品も結構ホットですよね。