160 ガラスの靴はいらない レイ・マイケルズ

ガラスの靴はいらない (ハーレクイン・イマージュ)

ガラスの靴はいらない (ハーレクイン・イマージュ)

大手デパートの経営者トレイは手掛けていたキャンペーンが暗礁に乗り上げ、助けを必要としていた。妹とその婚約者を使ってのキャンペーンは婚約者の男が妹にDVをしていたことがわかり中止になったのだった。トレイは友人のデイブに相談したが、デイブはトレイ自身がキャンペーンの被写体になるよう言った。偽の婚約者としてデイブの妹ダーシーを推薦して。ダーシーは共同経営者だった婚約者に裏切られ、兄のオフィスに住み込んでいた。ダーシーが会社を立ち上げるのを援助することを条件に二人はキャンペーンを開始した。結婚を待ち望むカップルとして写真を取られるうちに、二人はどんどん惹かれていった。デイブの事務所の改装工事のおかげで住むところの無くなったダーシーをトレイは自分の家に連れていった。トレイに恋していることを自覚したダーシーはトレイに身を任せ、思い出を作ろうとする。しかし、商売仇との会談を聞いたダーシーはキャンペーンは会社を売却するために値を吊り上げる工作だったことを知った。トレイが打ち明けてくれなかったことで傷ついたダーシーは兄のオフィスに戻った。追いかけてきたトレイは、まだ終わってないと言った。茫然とするダーシーの態度を拒絶と勘違いしたトレイは立ち去ろうとするが、その後ろ姿に向かってダーシーは子供を産んで欲しいのかと尋ねた。二人は愛を確かめ合った。


結構ある話だね。ミイラ取りがミイラに・・・みたいな。あんまりホットじゃないです。