159 悲しまないで モディーン・ムーン

悲しまないで (シルエット・ディザイア)

悲しまないで (シルエット・ディザイア)

養父母に虐げられて育ったメグはハイスクールでブレイクと知り合い結婚したが、一年半で離婚しシングルマザーとなった。息子ダニーが10歳の時、ブレイクが現れ、ダニーの腕を折ったことから母子の逃避行は始まった。転々と住む場所を変えながら、二人はブレイクから身を隠した。メグの勤めるバーに泥棒が入り、指紋を取られたメグは警察官のブレイクの影に怯えた。
メグの指紋が25年前誘拐されたエドワードの妹の指紋と一致し、保安官のルーカスがやって来た。裕福な家の娘だったことがわかり、メグとダニーはエドワードの家に連れて行かれた。誘拐当時三歳だったメグには養父母と一緒の記憶しかなかった。ルーカスには過去の辛い経験があり、自分が愛に値する人間ではないと思ってはいたが、メグに惹かれる気持ちは止めようがなかった。メグも、今まで愛された経験がなく、養父母から蔑まれてきたことから自分に自信がなかった。二人は惹かれ合いながらも、どうすれば良いかわからなかった。メグの身元がわかったことで、ニュースになり、気付いた養父母とブレイクがメグを捕えようとやってきた。メグは怯えながらも、毅然と彼らを追いやった。ブレイクの父親と対峙したメグは幼い頃の記憶を取り戻す。エドワードの伯父がブレイクの父親を雇って、メグの両親を殺したのだった。メグも殺されるはずが、ブレイクの父親が養父母にメグを売ることにしたため助かったのだ。
ルーカスは愛は贈り物でただ受け取ればいいだけだと気付き、メグの愛に応えようと決心した。


ちょっとだけホット?やー、表紙が一番ホットかも・・・。