104 愛の定理 ダフネ・クレア

愛の定理 (ハーレクイン・ロマンス)

愛の定理 (ハーレクイン・ロマンス)

親から愛されず、妻と娘を事故で亡くした数学者ジャズは研究のため数カ月浜辺のコテージを借り移り住んだ。隣のコテージでフラワーアレンジメントを営むブライスは手作りのビスケットと花束を手に挨拶に行ったがジャズの応対は冷たかった。近所付き合いを避けようとする意図が見え、ブライスは興味を覚える。大勢の家族に愛され、近隣の人たちからも好かれるブライスにジャズは惹かれていたが、ブライスに近づくことを自分に禁じていた。ジャズに惹かれるブライスは自身を抑えきれず、身を差しだしジャズはそれに屈する。二人は夜を共にするようになるが、自分のことを話そうとしないジャズに次第にブライスは不安を覚えるようになった。ブライスはジャズを愛していると気付き、愛される未来はないことを感じて別れを決意した。ジャズはブライスの最初で最後の男になる幸運を掴んでいいのか悩んでいたがブライスが自分を愛してくれるのなら結婚できると告白する。


ちょっとだけホットです。ピタゴラスやらカオスやらが出てくるとこはちょっと異色な感じですけど結構面白かったですよ^^