248 ウェディングは裸足で リンゼイ・アームストロング

ウエディングは裸足で (ハーレクイン・イマージュ (I1399))

ウエディングは裸足で (ハーレクイン・イマージュ (I1399))

自身の料理番組の出張サービスで、ニックと初めて出会った時、スカイは彼に惹かれる気持ちを葬るつもりでいた。しかし、幾度となく彼と共に過ごすうちに、彼も彼女に惹かれていることを知らされ、二人はカップルになる。プロポーズされ、承諾したスカイは度重なる取材にニックを知らないことに気付かされる。ある日、子供について話したスカイは、ニックが束縛される生活を嫌っていることを知り、ニックが求めている妻は自分ではないと思い知る。スカイはいつも傍にいてくれる夫と、二人の子供が欲しかった。しかし、それはニックが求めるものではなかった。スカイは指輪を外し、ニックに別れを告げた。傷心を癒すため、リゾート地に滞在していたスカイは、ブライスと知り合った。ブライスはスカイのファンだった。スカイは友人以上にはなれないと彼に言ったが、ブライスは友人のハウス・パーティーに誘った。奥地の食べ物はスカイの著書の題材になるかもしれないと言われて、スカイは同行を決める。しかし、そこにはニックがいた。魅力的な美人のモデルと一緒にいるニックを見て、スカイは嫉妬に苦しめられる。競馬が終わり、群衆に取り巻かれた時、ニックはスカイがひどいストレスを感じていることに気付いた。ニックは精神科医の母に電話して、意見を聞き、スカイの母からスカイが幼い頃迷子になったトラウマを抱えていることを知った。人ごみに対する恐怖症を治すべきだとニックは言い、スカイを連れ出した。ホテルで目覚めた時、傍らに佇むニックを見てスカイは手を差し伸べた。二人に言葉はいらなかった。スカイは自分が欲しいものを与えられない男性にまた自分を与えてしまったことに自己嫌悪した。スカイは家に帰り、母のレストランを手伝うことになった。ある日、偶然店にニックと彼の妹ピッパ達がやってくる。スカイはひたすら厨房で働いたが、ピッパの婚約者ジャンが、シェフを称賛するため厨房に押しかけ、自分のテーブルにスカイを連れて行くと場は静まりかえった。何も知らないジャンは結婚式の招待状をスカイに送ってきた。ピッパは父と兄が諍いをし、母が疲労困憊で、自分の妊娠も、15歳年上の離婚歴のある婚約者も受け入れられずにいることをスカイに話した。父親の気持ちを和らげて欲しいと懇願されたスカイは家族のパーティーに出向いたが、ニックに批難されて、家族の気持ちを思いやり、父親に本心を打ち明けろと言ってしまう。その夜、ニックの父は心臓発作で亡くなった。スカイは彼らから遠ざかっていたが、ピッパから、ニックには心の支えが何もないと聞かされて、この世に完全なものなどはないのだと、突然気付いた。ニックの心の拠り所となりたい。スカイは彼のフラットでニックの帰りを待った。スカイはニックの冷ややかな視線にもたじろがなかった。スカイは衣服を脱ぎ棄て、ニックをずっと愛し続けていたと言った。大事なのはこれだけだと。二人は拘りを捨て、愛し合った。


なんか深遠な話で、複雑・・・。結局なんだったの?って感じです。破棄するより、結婚しちゃってから解決してけば良かったんじゃない?よくわからん・・・。