63 女神の誤算 ミランダ・リー

女神の誤算 (ハーレクイン・イマージュ―愛は秘めやかに (I1570))

女神の誤算 (ハーレクイン・イマージュ―愛は秘めやかに (I1570))

母の愛人が妻と共に事故に合って他界し、打ちひしがれる母をシーリアは慰めた。母を叔母の家に送り届け、シーリアは母たちの愛の巣だった家で週末を一人過ごそうとする。リュークは弁護士から父が女性に住まわせていた土地を譲ろうとしていたことを聞いて、好奇心から訪ねることにする。出てきたシーリアを父の愛人と誤解したリュークは彼女に強い欲望を感じて戸惑う。彼女の母が20年間父の愛人であったことがわかり、彼女を思いやった彼だったが、泣き崩れる彼女を慰めるうちに欲望が耐えきれないほど高まりついに思いを遂げてしまう。婚約者がいる身で、それも2週間後に結婚式を控えて仕出かしてしまったことに彼は罪悪感を覚える。シーリアは母と同じ道を歩むまいと、彼を手に入れようと考えるが、彼はこれはただの欲望だと告げる。週末だけをふたりで過ごそうと提案され、シーリアはお互いが掛替えのない存在だと彼に信じさせるため承諾する。
夜が明け、リュークはもう抗えないと観念し、婚約破棄を決心する。婚約破棄を告げてから、父の書斎で父がシーリアの母に宛てた手紙を見つけシーリアの元に戻る途中で事故に合ってしまう。リュークは父のように時間を無駄にはしないと決心しシーリアにプロポーズをする。


さすがミランダ!結構ホットです。リュークの婚約者、いい人でよかったねぇ。普通そんな簡単に破棄させてくれないでしょ?おまけに、名前しか知らない恋仇を探し出して呼んでくれるなんてねー!お母さんもただの身体目当てじゃなくてちゃんと愛されてたのがわかったし、よかったーーー!