６４ ベッドの中の契約 マーガレット・メイヨー

ベッドの中の契約 (ハーレクイン・イマージュ (I1412))

セクハラから仕事を失ったニコールは妻求むの新聞広告に好奇心から応募してしまう。叔母の看病と孫の世話に疲れ果てていたロスは叔母の幸福のため偽装結婚をしようとしていた。二人は契約を結び、共に暮らし始めるがお互いに惹かれあい求めるようになる。ロスは若くして両親を亡くし、妻と娘を自身の運転する車の事故で失っていたため自分の愛する人間はみんな死んでしまうという恐怖に怯えていた。やがて叔母が亡くなり契約が終わったとニコールは出ていくがロスには引き留めることができなかった。しばらくしてロスの元にニコールから離婚を求める手紙が届き、それまで否定し続けてきた感情に向き合って永遠に彼女を自分のものにしようと決心する。

ハーレクインの作品群で偽装結婚ってすごく多いよね。契約に縛られて二人ともすごく辛い想いをするんだけど、最後には愛し合ってることがわかってハッピーエンド！似たような作品がいっぱいあるんだよねー。だけど、これはちょっと異質かも。だって、孫がいるんだもん。最後にニコールが妊娠してることがわかるんだけど、孫より子が年下なんだよ。パラドックスだぁ・・・。