シェルビーは
ジャスティンに求婚され承諾する。しかし、シェルビーの父は彼女を裕福な家に嫁がせるつもりだった。彼は、
ジャスティンを破産させると娘を脅迫して、
ジャスティンには裕福な牧場主トムとシェルビーが肉体関係を持っていると告白した。婚約した時にシェルビーに拒絶された
ジャスティンは打ちのめされた。シェルビーは、ただ
ジャスティンの激しい欲望が怖かっただけだったのに。シェルビーの父親は、抜け目なくシェルビーを悪者に仕立て上げ、自分は善意の印として、
ジャスティンの仕事に融資したために、彼の作り上げた嘘を
ジャスティンは信じ込んだ。6年後、シェルビーの父が亡くなり、家は破産した。豪邸も調度品も全て競売にかけられ、シェルビーには住む所さえなくなった。
ジャスティンはシェルビーを見捨てることができなかった。事業が成功して、裕福になった
ジャスティンには、シェルビーに今までの生活を与えることができた。結婚を口にした
ジャスティンに、シェルビーは戸惑う。たとえ復讐のためであっても、それはシェルビーが望んでいたことだった。二人は結婚するが、溝は埋まらなかった。相変わらず、シェルビーは
ジャスティンの欲望に怯えを見せる。
ジャスティンはシェルビーが未経験であることを信じようとしなかった。しかし、些細な事実を繋ぎ合わせて、やっと
ジャスティンは真実を知り、二人は夫婦となった。やがて、シェルビーは妊娠に気付く。事務所にシェルビーを迎えに行った
ジャスティンは窓に移る抱き合う男女のシルエットをシェルビーだと勘違いして、シェルビーに冷たく接してしまう。彼が自分を信頼する日は来ないのだ。落胆したシェルビーは家を出て行った。事あるごとにシェルビーを責め、傷つけてきたことを
ジャスティンは悔いていた。自分では彼女を幸せにできない。絶望と喪失感で茫然とする
ジャスティンを、弟カルフーンは空港に運び、二人にチャンスを与えた。
ジャスティンは隠し続けていたシェルビーへの愛を告白し、彼女を連れ戻した。
狡猾な嘘で、引き裂かれた愛。それでも、二人はお互いを忘れることなどできなかった。ロマンチックですねー!