543 危ない恋人 ジェニファー・クルージー
- 作者: ジェニファークルージー,Jennifer Crusie,青山梢
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2007/08
- メディア: 新書
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ザックは横領犯のジョン・ブラッドリーが現れるというタレこみを得て、店に張り込んでいた。女性客がブラッドリーの名を口にしたのに気付いて、彼女を追ったザックは、彼女を呼びとめるが、二人は狙撃される。
ザックはルーシーの家に行き、ルーシーから話を聞くが、彼女の元夫と横領犯は別人だと知る。ザックは直感に従って彼女の家を警護するが、ルーシーの車に爆薬が仕掛けられる。ブラッドリーのカードで借りられた部屋で、銃弾を受けた女性が見つかり、ジョンの妻であることがわかる。そして、その女性はブラッドリーの浮気相手だった。ザックはブラッドリーの職場を訪ねるが、ブラッドリーは離婚訴訟の日から休暇を取って休んでいることがわかる。横領された金がどこかに隠されているはずだ。ジョンはルーシーを脅かして家から出そうとしている。思考の末に、ルーシーはブラッドリーの椅子の中から金庫のカギを捜し出した。警察はルーシーに危害が及ばないように、新聞でその事実を発表したが、ジョンはザックが家を出るのを待っていた。ルーシーはジョンに銃で脅されたが、機を見てジョンをバットで殴り逃げ出す。事件は解決されたが、ザックの直感は違うと言っていた。
やって来たブラッドリーは、ルーシーと二人で話がしたいと告げた。ルーシーもブラッドリーの口から真実を聞きたいと思っていたが、対峙したブラッドリーの目に愛情ではない、独占欲を認めて慄く。
ザックは思考の末、ブラッドリーがジョンに加担していたことに気付き、家に忍び込むが、ブラッドリーに銃を突きつけられてしまう。ブラッドリーの執着心はザックを憎み、殺そうとしていた。ルーシーはブラッドリーの頭にバットを振り下ろして、ザックを救った。
一連の過程で、ルーシーとザックは、お互いなしに生きられないことに気付き、結婚を決める。
波乱万丈なんだけど、ちょっと馬鹿馬鹿しい話なの。有り得ないって感じ。