536 ケリダ、わが愛 ビバリー・バートン
ケリダ、わが愛―狼たちの休息〈22〉 (ハーレクイン・スポットライト・プラス)
- 作者: ビバリーバートン,Beverly Barton,木内重子
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2008/04
- メディア: 新書
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J・Jはビク、ドムと共にモコリトを訪れた。ここにいる間、愛人として扱われるのは真っ平だ。J・Jは屋敷にいた初対面の人々に、自分はミゲルの婚約者だと断言し、ミゲルは同意するほかなかった。
敵意から始まった二人の感情は、やがて、好意に変わりお互いに惹かれあって行った。しかし、敵対派は標的をミゲルから周囲の人間に変え、運転手が惨殺される。ディエゴは卑しい女が産んだ兄が出馬したことが、許せなかった。ミゲルを陥れるためなら何でもする。だが、利用していた妹の親友が事故を起こし、怪我を負ったことがきっかけで妹セイナに責められた時、ディエゴの良心が頭をもたげる。そして、パディジャがディエゴの愚かさを嘲笑うのを聞いた時、彼らの陣営から脱することを決めた。
ミゲルは愛する人たちが傷つけられることに、動揺するが、パディジャの企みを遂行させることは阻止しなくてはいけないと決意する。テレビ局から出てきたミゲルは狙撃され、J・Jが銃弾を受けて怪我をし、命は取り留めたものの、病院からJ・Jは誘拐されてしまう。
ミゲルはJ・Jの命と引き換えに、出馬を取り下げるよう脅迫された。
ディエゴはパディジャからJ・Jを捕えたことを聞き、悩んだ挙句にミゲルに電話した。ディエゴとミゲルはJ・Jを救い出し、参謀だった男を射殺した。ディエゴはミゲルと共にテレビに出、パディジャの企みを暴露し、パディジャは失脚する。ミゲルはJ・Jを妻とし、大統領となった。
狼たちの休息シリーズの一つです。このシリーズ、面白い!まぁ、リンダさまも絶賛してたらしいですからね。