524 恋に落ちた歌姫 スーザン・スティーヴンス

[rakuten:surugaya-a-too:10495698:detail]母が再婚してから、イーサンは継父から虐待を受け続けた。イーサンが成長し、ラグビーチームへの入団を決めた時、継父はギャングを雇い彼に酷い怪我を負わせて、選手としての道を閉ざさせる。それでも母を愛していたイーサンは、母との絆を保とうとしたが、母から拒絶を受けて傷ついた。実業家として成功し、億万長者となったイーサンは、心の傷を隠し他人と距離を置くことを決めていた。
イングランドチームの観戦に現れたイーサンは、雇った新人歌手が現れないことに苛立っていた。やがて、出てきた彼女はサイズの合わない衣装に身を包み歌い始める。サヴァンナはこんな大舞台に出た事は初めてだった。選手のために精いっぱい歌いたい。しかし、大きく息を吸い込んだ途端、止めてあった安全ピンははじけ飛び、彼女の胸が露わになった。即座に救出に向かったイーサンは、サヴァンナをパパラッチから逃れさせるために、自宅に連れ帰ることを決める。サヴァンナは以前から男らしいイーサンにときめきを感じていた。そして、イーサンは無垢で純粋なサヴァンナに惹かれて行くが、彼女に自分は相応しくないと決断していた。しかし、サヴァンナはイーサンの心の傷に気付き、彼を救いたいと思い始める。陰鬱だったヴィラを、サヴァンナは光と唄声と笑いで包んだが、頑ななイーサンは、彼女を手放した。二人に未来はない。でも、何かできるかもしれない。サヴァンナは両親の牧場の土地にラグビー場を作り、少年チームのサポートをイーサンに依頼する。愛する女性の頼みは断れない。不屈のサヴァンナはイーサンの心に巣食う闇にメスを入れ、イーサンは彼女の愛によって癒されることを知った。そして、二人は結婚する。


鬼畜のような両親に育てられた大男は、自分自身が愛されることなどないと思い込んでいたが、天使の歌声によって目覚めるという話かな・・・。