512 恋は雨音とともに マギー・コックス

恋は雨音とともに (ハーレクイン・ロマンス)

恋は雨音とともに (ハーレクイン・ロマンス)

ソフィーは友人のダイアナから立会人を頼まれて、登記所に向かっている途中で、車が動かなくなり、雨の中急いでいたが、横を通り過ぎる車から泥水を跳ねかけられて、怒りのあまり怒鳴りつける。車に乗っていた男性は、傲慢に、謝りもせず、財布を取り出した。支払いを拒否して立ち去ろうとしたソフィーを男性は送ると申し出、ソフィーは同乗することにする。しかし、彼の目的地が自分と同じことに驚いたソフィーは、彼がダイアナのボスのドミニクであることを知った。ドミニクは言いたい事をはっきり言うソフィーに興味を持ち、欲望を覚える。裕福な家に育ち、ハンサムな彼は、目を向けるだけで女性をものにできた。以前に、恋人に浮気されて傷ついたソフィーは、これまで男性を避けていたが、ドミニクの魅力の前には、屈するほかなかった。傲慢で不愉快な男だと知ってはいても、目覚めた欲望は彼を求めていた。翌朝、ソフィーは自分の軽率な行動を悔やみ、眠るドミニクを置いて部屋を出た。置き去りにされたドミニクは、ショックを受けたが、台無しにしたコートをソフィーの家に贈る。一夜の代償に高価なコートを贈って来たと、激怒したソフィはドミニクに電話をかけるが、ドミニクは言葉巧みにコートを家まで持ってきて欲しいと説得する。ダイアナへの結婚のプレゼントについて助言が欲しいと言われたソフィーは、すぐに帰るつもりでいたが、ドミニクは食事に招待する。慌てて、逃げ帰ったソフィーは、夕食の招待を断るつもりで彼を訪ねるが、食い下がるドミニクにパーティに同伴する約束をさせられてしまう。住む世界が違う。彼は私が目新しいだけだ。手に入れたら、すぐに飽きてしまうに違いない。だが、ドミニクは狂おしいほどに、ソフィーを求めていた。ソフィーはドミニクの都合に合わせるつもりなどなかった。仕事を優先するソフィーに、ドミニクは苛立ち、解決するために同居を申し出る。愛人になって欲しいという彼の言葉は、ソフィーを驚愕させた。買えるものなど欲しくない。ソフィーが欲しいのは、誠実な愛だった。ソフィーはドミニクを愛してしまったことに気付いたが、ドミニクが感じているのは情熱だけだと理解していた。ハネムーンから帰って来たダイアナは、その話を聞くとソフィーに目を覚ませと言った。妬みを込めた言葉にソフィーは落胆するが、それは事実だと感じる。話をする必要があると、連れ出されたソフィーは、宝石店に連れて行かれて、無理だと悟る。立ち去ったソフィーをドミニクは追って来なかった。ソフィーに投げつけられた言葉を、ドミニクは考え、彼女を愛していることに気付くが、自尊心が彼を押し止めた。ドミニクは自分の悪口をソフィーに吹き込んだダイアナを叱責し、悔やんだダイアナはソフィーに謝罪して、ドミニクがソフィーを愛していることを伝える。信じられない。でも、その希望に賭けて、ソフィーはドミニクの家を訪ね、二人は愛し合っていることを確認する。そして、ドミニクはソフィーにプロポーズした。


偶然の最悪の出会いから、恋に落ちた教師と大富豪の話。


仙台のダイエーは、早朝から大行列だそうですね。闘争心に欠ける息子は、何も買えずに帰って来たみたいです。高速バスの運行が始まったようですので、帰って来てくれないかしら?断水も続いてるみたいですし・・・。