486 ジャスミンは誘惑の香り ハイディ・ライス
- 作者: ハイディライス,Heidi Rice,堺谷ますみ
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2008/10
- メディア: 新書
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ジェシーは自分に画才がないことに気付いた後、見る力があることに気付いた。画廊で働くジェシーは、モンローの描いた絵を見たいと思っていた。二人は惹かれ合い、モンローの部屋で過ごすようになる。彼の絵の才能に、ジェシーは感激した。モンローはジェシーを手放したくないと願いながらも、去らなくてはいけないと思っていた。情熱に流された後、ジェシーは妊娠に気付く。しかし、それを聞いたモンローは自分の子ではないとジェシーを責めた。彼は昔、医師から無精子症だと診断を受けていたのだ。頑ななモンローに落胆したジェシーは、友人から紹介された仕事を受けることを決め、出て行った。話を聞いたリンクは、自分のために再検査を受けてくれと言った。結果は予想通りで、モンローは自分に子供が生まれる幸運を噛みしめた。ジェシーを見つけて、許しを乞わなくてはいけない。しかし、アリは教えることの引き換えに、モンローの絵を知り合いに見せろと言った。自信などなかったが、モンローは自分の絵を持って画廊に出かけた。オーナーは即座に大々的な初個展を行うと請け合った。そのまま、ジェシーに会いに行ったモンローは、彼女の激怒をかわし、本心を告げた。自信がなく、臆病で、愛を口にすることもできなかった男の本心を聞いて、ジェシーは呆れ、ますます彼を愛していると感じた。彼は私のものだ、永遠に。
自分に自信のない二人の男女が、惹かれ合い、結ばれるという話。気性は荒いのに、気が弱いって笑っちゃうよね。