483 誘惑の湖 リンダ・ハワード
誘惑の湖―愛なき誘惑〈2〉 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ)
- 作者: リンダハワード,Linda Howard,新井ひろみ
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2004/03
- メディア: 新書
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エヴィーは18歳の時、幼馴染マットと結婚したが、翌日未亡人となった。それは、エヴィーを別人に変え、心を閉ざして生きる術を彼女に与えていた。しかし、その壁をロバートは粉々に打ち壊し、彼女を手に入れる。だが、ロバートが張り巡らしていた策略に、気付いた時、エヴィーは打ちのめされ、心を閉ざした。エヴィーの心も身体も、自分のものにしながら、プロポーズを断られたことに、ロバートは茫然とする。事件は解決し、エヴィーの関与はなかったことは証明されたが、拒絶されたロバートは去って行くしかなかった。ロバートはこれまで、自身の一部分しか他人に見せていなかった。エヴィーはそれに気付いていたのだ。
ロバートの告白を聞いて、彼の妹は激怒し、馬鹿だと罵ったが、妹の夫は笑った。諭されて、ロバートは自分がエヴィーを愛していることに気付いた。突然やって来たロバートに、エヴィーは驚いた。ロバートの愛の言葉は、エヴィーを歓喜で一杯にした。
「君を忘れる?冗談じゃない。無理だ。君は生身の男を求めているんだろう?よし、僕は君のものだ。悪い面も全部、君のものだ。言っておくが、僕は紳士じゃない。もう紳士のふりをして一日に二回で我慢したりしないぞ」「僕は嫉妬深いんだ。もしも君に近づこうなんていうばかな野郎がいたら、そいつは腕の一本を折るだけですめばラッキーだ」うーん、素敵ですねぇ。