474 愛は気まぐれでなく リンゼイ・アームストロング
- 作者: リンゼイアームストロング,Lindsay Armstrong,苅谷京子
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2007/08
- メディア: 新書
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偶然、マギーがジャックに出会った時、ジャックはあからさまにマギーを侮辱した。しかし、再会した時、二人はお互いに好意を感じる。マギーはジャックが忘れられず、避けられていると感じながらも、ジャックを追いかけた。自分らしくないと思いながら、偶然知ったジャックの隠れ家で二人は再会する。惹かれ合う二人は、共に過ごす日を楽しんだが、突然やって来たシルヴィアの言葉から不穏な空気が生まれ、ジャックは秘密を明かした。マギーは父親の不実を知った。そして、ジャックは自分はマギーに相応しくないと告げる。マギーは顔を上げて、立ち去った。しかし、しばらくしてマギーの使っていた避妊薬が完全ではなかったことを知らされる。ジャックや、両親に何と話せばいいか、マギーは悩んだ。仕事の依頼に出かけて行ったマギーは、悪阻に苦しみ、顧客に妊娠を打ち明けてしまう。だが、その顧客は、ジャックの腹心だった。ジャックはマギーの家にやって来て、結婚を口にした。腹を立てたマギーは、父親に電話して、妊娠していること、父親はジャックであること、そして、ジャックと愛のない結婚などする気がないことを話し、誰の思い通りにもならないと告げた。それから、両親はしばらく土地を離れると言い、ジャックは度々マギーの家を訪れるようになった。マギーはジャックの愛が欲しかったが、諦めを感じていた。病院で倒れ、緊急出産となったマギーが目覚めると、傍らにはジャックがいた。生まれたわが子をいとおしそうに眺めるジャックを見て、マギーは当惑する。いつの間にか、ジャックと両親は親しくなっていた。しばらく車いすの世話になることになったマギーは、ジャックの家で暮らすことが決められてしまっていた。ジャックに大事にされ、次第にマギーは愛されているという実感を感じるようになる。マギーは帰宅したジャックに結婚しましょうと告げ、ジャックはやっと思いが伝わったことを知る。二人は初めて、愛を口にした。
複雑な事情が絡み合う前に出会っていれば良かったのにね。シルヴィアも幸せを手に入れ、みんなハッピーエンドです。