467 銀色の夜に抱かれて ペニー・ジョーダン
銀色の夜に抱かれて―レオパルディ家の掟〈3〉 (ハーレクイン・ロマンス)
- 作者: ペニージョーダン,Penny Jordan,山科みずき
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2010/01
- メディア: 新書
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ファルコンは父から、溺愛していたアントニオの子供を見つけるよう依頼されていた。堕落しきっていたアントニオが、事故で亡くなった時、悲しんだのは父だけだったが、その子供は保護すべきだとファルコンも思っていた。偶然の力を借りて、アニーを見つけ出したファルコンは、オリヴァーに血縁を感じ、二人を守る決意を固める。アニーはいまだにコリンの影に脅えていた。イタリアに行けばコリンから逃れられる。ファルコンはアニーが見せる脅えから、彼女を救いたいと願い、その原因を探りだした。オリヴァーのために、脅えた少女のままでいてはいけない。説得されたアニーは、ファルコンの提案するレッスンを始めるが、それは二人にとって危険をはらんでいた。惹かれあう二人は情熱に身を任せ、相手を愛してしまったことに気付く。ファルコンの留守中、プリンスに呼び出されたアニーは、同席するコリンに気付いた。プリンスは、孫オリヴァーを、コリンはアニーを望み、二人はアニーからオリヴァーを取り上げようとする。アニーの窮地に飛び込んで来たファルコンは、二人を罵りアニーと結婚すると宣言した。しかし、ファルコンはアニーを愛していることを言えなかった。自分がやろうとしている事は、コリンの行動と違いない。だが、ファルコンは自分の人生に、アニーが欲しかった。アニーはファルコンに出会って、自分が生まれ変わったことを感じていた。私は彼を求めている。アニーの誘惑にファルコンはたやすく陥落した。アニーはファルコンを愛しているが、結婚はすべきでないと告げた。結婚は愛している相手とすべきだと。ファルコンは、出会ったときから、アニーを愛していたと告白し、二人は結婚した。
このあとのコリンの人生を知りたいと思うのは、私だけでしょうか?アニーの父親が残した家に、一人で暮らす彼は、次の標的を捜すのかな・・・。実際に身近にこんなヤツがいたら、怖いよねー。