438 ボディガードは一人だけ ビバリー・バートン

億万長者だった叔母は、飼い犬に全ての財産を残して亡くなる。後見人となったペニー・スーは、何者かがラッキーを亡きものにしようとしていることに気付いて、ボディガードを雇うことを決める。人手不足で仕事を押し付けられたビクは、ペニー・スーに一目惚れし、即座に逃げ出そうと試みるが、誰もいない。誘惑に抵抗しようとしたビクだったが、ますます彼女に魅了されていく。だが、ペニー・スーは手軽な女ではない。手を出したが最後、ウェディングベルが鳴り響くまで行きつくしかない。しかし、ペニー・スーはビクを運命の相手だと確信し、彼を絡め取って行った。事件が解決した時、ビクはペニー・スーの元を去った。今まで自分のしてきた仕事を知ったら、とても自分に相応しい相手などとは思わないだろう。1週間後、ビクは敗北した。彼女のいない人生は無意味だ。ペニー・スーは迷わず彼の腕に飛び込んだ。


元CIAの屈強な武骨者が、花とレースの似合う乙女に恋してしまう話。結構笑えます。