426 プレイボーイの仮面 エミリー・ローズ
プレイボーイの仮面―モンテカルロの誘惑〈3〉 (ハーレクイン・ディザイア)
- 作者: エミリーローズ,Emilie Rose,川井蒼子
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2008/10
- メディア: 新書
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トビーは今まで置き去りにされた事などなかった。アメリアを誘惑したのは、ヴィンセントとの賭けがあったからだったが、そんなことはどうでもいいくらいに、アメリアが欲しかった。諦めようとしないトビーに、アメリアは根負けする。滞在する間だけ、セックスを楽しみ、あとくされなく別れることを条件に、二人は夜を共に過ごすようになった。好きになりたくない。だが、アメリアはトビーを愛してしまったことに気付く。しかし、逃げるのを止めて、二人の関係に向き合う決心をした時、アメリアはトビーとヴィンセントの話を聞いてしまう。これは賭けだったのだ。怒りと悲しみに打ちのめされて、アメリアはトビーから去った。トビーはアメリアを傷つけるつもりはなかった。だが、アメリアから拒絶されて、トビーは途方に暮れる。彼女を失いたくない。どうすればいいのかわからない。
結婚式は華々しく終わり、帰り仕度を済ませたアメリアはリムジンに迎えられる。リムジンは飛行場に向かい、トビーの自家用ジェットの横腹に、「結婚してくれ」と書かれていた。トビーはアメリアに愛を告白し、アメリアが望むなら、レーサーも辞めると言った。アメリアはイエスと答えた。
モンテカルロの誘惑の最終話。仲良し4人組の恋の行方の話です。