４１３ 真夜中の密会 ビバリー・バートン

真夜中の密会 (MIRA文庫)

ジャジーは初恋のジェイミーに全てを捧げたが、彼女の結婚の夢は叶わなかった。プレイボーイのジェイミーは何度も愛してもいない女と婚約し、ジャジーの元に帰ってきたが、彼が求めているのは身体だけだった。婚約者ローラはジェイミーを愛していたが、彼が自分の妹ともセックスをしていることに傷ついていた。ジェニーは予知夢でジェイミーが殺されることを知り、ジャジーを守りたいと従兄である保安官ジェイコブに相談するが、事件は起こってしまう。
女は復讐しようとしていた。自分から赤ちゃんを奪った男、その男を自分から奪った女、自分の娘を裏切った男。彼女は男の身体に無数の傷をつけ、男根を切り落とした。全ては赤ちゃんのため。
ジェイミーが殺された後で起きた殺人は、ジャジーにアリバイを与え、犯人は自分の手でジャジーに制裁を加える決意をする。ケイレブはジャジーの監禁されるコテージを探し出し、瀕死のジャジーを救い出すが、女とその元夫は亡くなった。

憎悪を感じながらも、初恋の男に引きずられる思い。死んで尚囚われたままの自分をジャジーはやっと解放するが、恋に落ちた相手はまたしてもリーバの孫だった。しかし、ケイレブはジャジーを妻にすることを決めていた。チェロキー・ポアント・トリロジー２話目です。