320 アマゾンの花嫁 サラ・クレイヴン

[rakuten:surugaya-a-too:10564580:detail]介護をしたお礼に、遺産を貰ったチャーリーは、行方知れずの彼女の甥を探すためにブラジルにやって来た。船に同乗していた女性から手紙を託されたチャーリーは、指定されたホテルに手紙を届けたが、二人の男から船が出ると言われ、車に乗り込んでしまう。自分が乗って来た船の方向ではない。チャーリーは男たちに、現金を見せて元の場所に帰して欲しいと懇願するが、言葉が通じなかった。車は見知らぬ船の前で止まり、途方に暮れるチャーリーは船に乗ることしかできなかった。嵐が訪れ、ずぶぬれになったチャーリーは大きな屋敷に通され、浴室に案内された。風呂から出たチャーリーを男が待っていた。チャーリーは経緯を話したが、男は彼女の代役を務めるつもりかと嘲った。怒りを感じながらも、元の場所に戻して欲しいとチャーリーは頼んだが、男は嵐がやむまではどこにも行けないと答えた。着るものさえない状況で、どうすればよいのかわからぬまま、チャーリーは自分がその男のベットに寝かされていたことに気付く。この代償を払えば帰して貰えるかもしれない。
翌日、チャーリーは男から神父を呼んだと聞き、耳を疑った。乳母が彼女の純潔の証のシーツを突きつけ攻め立てられたから結婚すると。時代遅れだとチャーリーは笑ったが、リアゴは妊娠の可能性もあると言った。リアゴは婚約者に敬意を示すためと言い、チャーリーに部屋を明け渡した。共に過ごすうちにチャーリーはリアゴに惹かれて行くが、愛のない結婚をするつもりは全くなかった。ある日、けが人が運び込まれ、チャーリーは彼こそ探していた老婦人の甥フィリップであると確信する。フィリップは記憶を失くしていると話したが、チャーリーは訝った。神父が来ると言う知らせを聞いて逃げる決意を固めたチャーリーは留めてあったジープを奪い、フィリップと共に逃げ出した。しかし、居住地にたどり着いたチャーリーはフィリップと口論になり、ジープから落とされる。居住地には苦しむ妊婦がいた。彼女の出産を助けたチャーリーは自分が妊娠していることを確信する。
チャーリーが逃亡したことを知って、リアゴはジャングルに捜索に出ていた。やがて、帰ってきたリアゴはもうイギリスに帰っていいと言って倒れた。リアゴは肩に銃弾を受けていた。弾を取り出す間、動かないようにチャーリーはリアゴを唇で塞いだ。翌朝、神父と共に、リアゴの兄ジョージがやって来た。ジョージはリアゴに、メラニーは自由になったと言った。兄と結婚してしまったリアゴの恋人。チャーリーは胸の痛みをこらえた。翌日になるとリアゴの容態はかなりよくなった。チャーリーはなるべく早く出て行くとリアゴに言った。他の人を愛している人とは結婚できないと。しかし、リアゴはチャーリーを愛していると言った。嘘だ、だって自分は美人ではない。短時間でも愛は芽生えるとリアゴは言った。チャーリーは愛さえあれば何だってできると答えた。自分も愛していると。そして、リアゴは花嫁を手に入れた。


アゴがチャーリーに惹かれていく経緯がよくわからん?最初に見た時から欲望に駆られていたってこと?