295 魔法の瞬間 キャシー・ウィリアムズ
シンデレラに憧れて―魔法の瞬間 (ハーレクイン・リクエスト)
- 作者: キャシーウィリアムズ,Cathy Williams,山根三沙
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2007/12
- メディア: 新書
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しかし、リサは妊娠していた。ボスは仕事を保障してくれ、友人たちも支えてくれたが、リサは不安と疲労に押しつぶされそうだった。出かけたフラワーショーで、アンガスの従妹に会ってしまったリサは、彼女が自分の妊娠に気付いたことを知って不安に駆られた。キャロラインは、アンガスに迫り拒絶された復讐ができると言った。しばらくして現れたアンガスはリサに金額を言えと攻め立て、怒ったリサは彼を追い返す。しかし、数日後また現れたアンガスは謝罪し、結婚すべきだと言った。リサは子供のために結婚するなんて間違っていると断った。結婚は愛に基づいたものであるべきだ。アンガスを愛している。でも、愛されずに一緒にいるのはひどく辛いだろう。リサは考える時間が欲しかった。ボスに電話をかけ、コテージを貸してもらう約束を取り付け、リサは雪の中コテージに向かった。一人で過ごす静かな夜。しかし、深夜目覚めたリサは陣痛に気付いた。予定日はまだ先なのに、どうして?リサは電話が不通なのに気付き、急いで車に乗り込んだ。だが、陣痛はますます耐えがたくなる。車の中でリサはうずくまった。突然、ライトが見え、ドアが開けられリサは抱きあげられた。アンガスだった。アンガスは車から電話をかけ救急車を呼んだが、リサには待てなかった。車の中で、リサは子供を産んだ。病院で落ち着いてから、リサはアンガスに結婚に同意すると告げたが、惨めな気持ちだった。アンガスは君はおバカさんだと言って、愛していると言った。だから、リサがアンガスを愛するのでなければ、結婚しないと。リサの目から涙があふれた。
理解しにくい女性に惹かれていく大富豪の話。