294 エンジェル・ブライド バーバラ・マクマーン
エンジェル・ブライド (ハーレクイン・イマージュ (I1474))
- 作者: バーバラ・マクマーン,有森ジュン
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2001/10
- メディア: 新書
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ある日、アンジェリカの家が荒らされ、警察を呼んだアンジェリカは彼と再会する。二年ぶりに見るジェイクの姿に、アンジェリカは震えた。また何かあったら知らせるようにと言ってジェイクは帰って行った。大学の自分の研究室も荒らされていることを知らせるとジェイクはすぐに来てくれた。望みのない恋は忘れなくてはと思いつつ、アンジェリカはジェイクを求めていた。深夜、アンジェリカの家の窓が割られ、警察に通報したアンジェリカは、しばらく家を離れた方がいいと告げられる。事件を聞いたジェイクは、アンジェリカを自分のコテージに連れて行くと宣言する。自殺行為だと知りつつ、アンジェリカは拒めなかった。自分の空虚な未来に、彼の思い出が欲しい。刑事として、仕事をしているだけなのだと、理解しつつ、アンジェリカは恋人ごっこを楽しんだ。二人に未来はないと言うくせに、彼女に貪るようなキスをするジェイクに腹立たしさを感じるものの、アンジェリカは抗えなかった。週末開け、大学に戻ったアンジェリカは、襲われブリーフケースを奪われる。階段から転がり落ちたアンジェリカは、手首と足を捻挫した。飛んできたジェイクは彼女の世話を買って出た。成績表が改ざんされていることに気付いたことで、犯人は捕まった。ジェイクが漏らした言葉で、アンジェリカは二年前兄がジェイクに何かを告げたことを知った。兄を問い詰めたアンジェリカは、兄が危険な職業を持つジェイクは妹に相応しくないと話し、彼女に婚約者がいると言ったことを知る。ジェイク以外の男性を愛することはないとアンジェリカは、兄に宣言し決して許さないと告げた。アンジェリカは、ジェイクに婚約者がいたこともないし、ジェイク以外の男性を愛することはあり得ないと告げたが、ジェイクは兄が言ったことは正しいと言って去って行った。他人に自分の幸せを考えてもらう必要はない。憤慨したアンジェリカは、荷物をまとめてジェイクのアパートに引っ越した。自分のことは自分で決めるとアンジェリカは、ジェイクに言い募った。愛されてないのなら諦めると。ジェイクは二年前からずっと愛し続けていたことを認め、結婚すると言った。本当は二年前プロポーズするつもりだったのだと。
自己欺瞞の話だわ。「あなたの為だから」とかいうCMを思い出したよ。なんかさ、戦ってまで勝ち取る価値のない女って言われたようなもんじゃない?意気地がない男って感じ。やっぱ、私はリンダさまが描く男の方が好みだわ。