275 憂いのシーク ミランダ・リー

憂いのシーク (ハーレクイン・ロマンス)

憂いのシーク (ハーレクイン・ロマンス)

バンダルは脳腫瘍と診断され、手術を勧められたが、親友から頼まれた用事があると時期を遅らせる。バンダルは親友の留守の間、彼の牧場を任されていたのだ。
サマンサは男所帯で育ち、女らしいことは全く知らずにいたが、家政婦の助言を得て変身した。しかし、生来持つ勝気な性格が災いし、恋人も作れずにいた。二人は会った途端に惹かれあったが、攻撃的なサマンサの態度にバンダルは戸惑った。手術が確実に成功する保証はなかった。時間のないバンダルは病気を忘れたい気持ちも手伝って、サマンサを落とすと自分に誓った。サマンサはほとんど男性経験がなく、経験豊富な男性と楽しみたいと思っていた。お互いを知れば知るほど、欲望は限りなく、二人は恋に落ちてしまったことを知った。耐えがたくなった頭痛のために、手術を早めることにしたバンダルはサマンサには何も告げず、自国に戻った。
サマンサはバンダルの態度を不審に思い、家政婦からバンダルの病気の話を聞き出す。しかし、サマンサが病院に着いた時は、既にバンダルは手術室にいた。バンダルは生還した。知り合って一週間だったが、二人は愛を誓い、結婚を決めた。


兄4人に末妹って、何か法則でもあるのかしらん?屈強な兄ちゃんが4人いる娘の話が多いような気がするけど???ホット度は低目です。