257 奇跡が起こる日 マーガレット・メイヨー

奇跡が起こる日 (ハーレクイン・イマージュ)

奇跡が起こる日 (ハーレクイン・イマージュ)

ルイジに恋して結婚したメーガンは、都合のいい妻として扱われることに落胆し、家を出て一人で子供を育てることを選んだ。
ある日、サンタにパパが欲しいと言う子供に目を止めたルイジは、その女児の母親がメーガンであることを見て、自分に娘がいたことを知った。ルイジは即座にメーガンとシャーロットを迎えに行ったが、メーガンは頑なだった。メーガンはパパが欲しいというシャーロットの望みを無下にすることはできず、クリスマスの間だけルイジの家で過ごすことを決めた。子育ては自分の都合次第にはいかないというメーガンの言葉に、ルイジは今度こそしくじるまいと決心していた。仕事を減らし、家族で過ごそうと努力するルイジをメーガンは冷ややかに見ていた。妻が戻ってきたことを公開したいとルイジはパーティーをすると言いだし、秘書が手配すると言うのを聞いて、メーガンはそれは妻の仕事だと言い張った。ルイジを狙っている秘書セリーナの存在は昔からメーガンを苦しめていた。そして、セリーナはパーティの最中、メーガンにルイジと愛人関係であると告げる。メーガンは、やはりルイジは自分自身ではなく妻という存在だけが必要だっただけなのだと確信した。ルイジがいくら否定しようとも、彼を信じることはできなかった。メーガンはルイジを愛していたが、彼に愛していると言われたことはなかった。彼にとって重要なのは仕事だけ。ルイジは二人の問題を解決するため、ナニーを雇い山のコテージにメーガンを伴った。ルイジは部下としてセリーナを信頼していたが、女性として意識したことはなかった。しかし、メーガンから真相を聞き出したルイジは、メーガンに、セリーナから話を聞いて対処すると約束した。愛を交わしたあとで、ルイジは感極まり、メーガンに愛していると告げた。戸惑うメーガンに、ルイジは自分の気持ちを言わなかったことを詫びた。メーガンは、やっとルイジに愛されていることに確信が持て、彼が変わったことを喜んだ。


あんまりホットじゃないです。この本、誤植があって、時々メーガンがミーガンになってるんだよ。