事故で両親を失ったクラウディアは、従妹の
アメリアと共にウェブスター家の跡取りとして大事に育てられた。厳格に管理される生活に苛立ちを覚え始めたクラウディアはゴードンと知り合い、親族の反対を押して18歳の時結婚したが、ゴードンが財産目当てだったことにすぐに気付いた。プライドに邪魔されて、離婚できずにいたクラウディアは、イタリアの伯母に相談して、離婚の意思を固める。イタリア滞在中、クラウディアはタイラーと出会い恋に落ちた。しかし、タイラーはクラウディアが既婚者であることを知るとクラウディアを捨てた。傷心のクラウディアは家に帰ったが、ゴードンに心を入れ替えたと説得されて、結婚生活を続けた。ある日、クラウディアは
アメリアの健康が持ち直した喜びをゴードンに話し、跡取りである
アメリアが亡くなってクラウディアが相続できることをゴードンが待っていたことを知った。娘が生まれ、家族としてやっていこうとクラウディアは望んでいたが、我慢の限界だった。クラウディアは娘を連れ家を出た。しかし、タイヤがパンクし、重傷を負ったクラウディアは病院に担ぎ込まれた。目覚めた時、ゴードンは涙ながらに娘が死んだと言った。集中治療室でクラウディアは自分も死にたいと思ったが、退院後、ゴードンと離婚する。その後、
アメリアも亡くなり、クラウディアはウェブスター家の跡取りとなった。数年後、タイラーがクラウディアの前に現れ、娘が生きていることを知る。ゴードンはクラウディアを苦しめるために嘘をついていたのだった。クラウディアは、ゴードンが亡くなり、タイラーが後見人となっていることを知らされた。クラウディアは、娘ナタリーがゴードンの嘘に操られ、タイラーもまたゴードンに利用されていることを理解させようと努力する。ナタリーは次第にクラウディアに心を許すようになり、愛するタイラーと結婚すればいいと思うようになった。頑ななタイラーはクラウディアが去って行ったとナタリーに言われ、やっと自身の気持ちに素直になった。タイラーはクラウディアに愛していると告げ、プロポーズした。
結構ホットです。プライドとか思いこみって厄介だって話ですね。
