228 夢の破片 ノーラ・ロバーツ

夢の破片―ミトラの三つの星〈1〉 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ)

夢の破片―ミトラの三つの星〈1〉 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ)

ある朝、ケイドの探偵事務所に一人の女性が仕事を依頼したいと訪れる。彼女は記憶を失くし、大金と巨大なダイヤモンドを所持していた。調査を引き受けたケイドは、彼女こそ自分が長年待ち望んでいた女性だと確信した。二人は惹かれ合い、ケイドは愛を告白して、結婚して欲しいと告げるが、彼女は記憶が戻るまで何の約束もできないと答えた。少しづつ甦る記憶の断片から、当たりをつけたケイドは、彼女をサルヴィーニ宝石店に連れて行った。彼女は自分がベイリーであることを思い出し、義兄ティモシーが双子の兄弟を殺し、鑑定を頼まれた宝石を手に入れるために自分も殺そうとしたことを思い出す。二人は警察に事情を話すため、ケイドの家に置いてあった現金とダイヤを取りに家に戻ったが、ティモシーが待ち伏せしていた。ティモシーは悪魔と取り引きしたと言って亡くなり、ケイドも傷を負った。ベイリーの持っていたダイヤは警察に預けられたが、後二つのダイヤは送りつけられた友人と共に姿を消していた。


124で紹介した「ミトラの三つの星」の第一話です。ホットで、手に汗握るサスペンス!面白いです。