225 過去が奪った愛 ヘレン・ブルックス

過去が奪った愛 (ハーレクイン・ロマンス)

過去が奪った愛 (ハーレクイン・ロマンス)

メロディーはジークと婚約していたが、いつも不安を抱えていた。父が母を捨てて出て行ったことで、いつか捨てられると思っていた彼女は、母が探偵に取らせたジークと秘書の写真を、彼の浮気の証拠だと信じた。婚約を解消して半年後、母が裁判沙汰に巻き込まれ、優秀な弁護士が必要になったメロディーは、他に手はなく、ジークに連絡を取った。やってきたジークは、仕事を引き受ける見返りとして、メロディーに交際を求めた。ジークを前に、彼と友人などになれるはずがないとメロディーは思ったが、選択の余地はなかった。
食事に出かけたメロディーは、ジークから事実無根なことで責められたと話され、突然ジークがそんなことをする人間ではなかったことを思い知らされる。メロディーは、後悔したが、今となっては遅すぎると思っていた。しかし、ジークから全て白紙に戻し、状況を見ようと提案され承諾した。ジークはメロディーを狂おしく愛していたが、半年間の地獄が繰り返されることを恐れ、メロディーと距離を置いていた。メロディーはジークが自分が求めるただ一人の男性だと確信するが、恐れはまだ残っていた。二人は自分たちが望むものを手に入れるため、深く考慮し、反発し合いながらも、同じゴールに向かって行く。


ホットじゃないです。似たような話を読んだ気がする・・・。