220 花婿探し レベッカ・ウィンターズ

花婿探し (ハーレクイン・イマージュ)

花婿探し (ハーレクイン・イマージュ)

ザンは彼女の財産や美貌ではなく彼女自身を愛してくれる人を探すため、ウォールに向かった。ダーツの矢が刺さった場所で、花婿を探すため、新聞に広告を出したが、200人を超す応募に彼女の化学反応を刺激する相手はいなかった。閉めようとした時、泥にまみれた男性が一人現れる。彼は写真も履歴書も持ってないと言い、連絡しようにも電話もないと告げた。しかし、ザンを翌日のランチに誘い、ザンは戸惑った。待ち合わせ場所の牧師館で、老牧師にジャドの家でのピクニックを勧められ、ザンは断ることができなかった。草原にぽつんと立つ小屋のような家に着くとジャドは仕事があると出かけてしまったが、ザンはジャドに惹かれる気持ちを感じていた。ザンは食事の支度をし、ジャドのために湯を沸かしたが、なかなか帰って来ないジャドを心配して探しに行こうと思い立つ。途中でエンジンが止まってしまい、車を降りたザンは足をくじいてしまった。ザンを見つけて連れ帰ったジャドは、食事と湧かされた湯を見て、返したくないと言った。牧師に彼女が泊まったことがわかれば結婚するしかないと。ザンはジャドと結婚したいと言った。二人は次の土曜に結婚することを決めた。ザンは母が着たウェディングドレスを来てジャドに嫁いだ。ハネムーンはダーツの矢が刺さったバッド川だった。ザンは彼と二人きりでいることが嬉しかったが、ジャドは苛立ち、何かに腹を立てていた。寝袋でザンはジャドを待ったが、彼はトラックの荷台で寝ていた。ザンは訳がわからず、彼の自尊心が傷つかないよう注意しながら、祖父から相続した資産を、結婚のプレゼントとしてジャドに贈ったことを話した。お互いのものは全て分かち合うのだからと。ジャドは考えたいと言ってザンはジャンを残して歩み去った。翌朝、ジャドは帰ると言ってザンを寝間着のままトラックに乗せ、レイジー・L牧場に連れて行った。ジャドはザンを財産目当ての女だと蔑み、罵倒して出て行った。ザンはジャドが実はサウス・ダコタ一の富豪であることを知り、ジャドが嘘をついていたことも知った。打ちのめされたザンはジャドの誤解を解こうとするが、彼は出て行ってしまった。母親代わりの家政婦メイは、話を聞いて激怒し、ニューヨークに帰ることを決めてしまうが、ザンは諦めきれなかった。ザンは草原の小屋でジャドを待った。しかし、5週間が過ぎ、ザンは自分の愚かさを笑って、メイの家に帰ろうと決心する。希望を失くしたザンは小屋の前のトラックに気付いた。突然のジャドの姿に動転したザンは、勝手に小屋を使っていたことを詫び、明日にはすっかり綺麗にして出て行くと告げた。ジャドは真実が知りたいと言った。結婚式の日に愛してると言ったのは嘘だったのかと。ザンはその言葉は真実だったが、ジャドがそれを踏みにじったと答えた。ジャドは弟たちとザンが彼を騙そうと計画した芝居だと信じ込んでいた。しかし、ザンを見た時、囚われてしまったのだ。ジャドはザンにもう一度チャンスをくれたら、ザンの求める条件を全て備えた男だということを証明してみせると言った。愛してくれるなら、何でも誓うと。


うーん、癇癪持ちで、傲慢。私って、やっぱ優しい性格じゃないんだな・・・。絶対に許せないもん、こんな男!全くホットではないです。