夫を事故で亡くした直後、
アリゾナは夫の親友デクランにプロポーズされて驚く。拒絶されると、デクランは一年後、またプロポーズすると言って立ち去った。一年後、約束どおり、デクランは現れた。後見人となっていたデクランは、親友が残した負債が多額にあり、このままでは屋敷を手放さざる得ないと言った。親友が残した4人の子供たちに、屋敷を失わせないためには、自分と結婚するしか手はないと告げる。まだ幼い末娘は
アリゾナを実の母と慕っていたし、
アリゾナはその屋敷を愛していた。4人の男に翻弄され不幸だった母を見て育った
アリゾナは、男を信じられなかった。しかし、デクランに惹かれる気持ちは、
アリゾナの心の片隅に居座っていた。二人は結婚したが、デクランは仕事が忙しく、
アリゾナと過ごす時間は少なかった。
アリゾナはデクランを愛していることに気付いたが、デクランの気持ちは掴めなかった。
アリゾナは、デクランが全てに決断し、後から知らされることに苛立った。庭師として雇った男に、監視されていたことに気付いた
アリゾナは、激怒し、デクランの会社に乗り込み、彼を罵った。連れ出された
アリゾナは、デクランが
アリゾナと知り合った時から彼女に惹かれていたことを知った。
アリゾナに愛されたいと望んでいたことも。
アリゾナは、デクランに亡くなった夫と親密な関係ではなかったことを明かした。愛しているゆえに、傍にいないことが辛かったことも。デクランは、益々彼女に夢中になって行く自分を抑えるため離れていたことを話した。二人の心の蟠りはすっかり明かされた。
あんまりホットではないです。お互いに、自分を守りながら、相手を探ろうとしていたんですね。率直に言合っていれば、5ページで終わる話しかも・・・。