208 雨と幸せを連れてきて アンドレア・エドワーズ

[rakuten:surugaya-a-too:10264473:detail]ニールとニックは双子の獣医。ニールはテレビで活躍するスター獣医で、スポンサーに宣伝ツアーの企画を
話されて、嫌気がさしていた。妻を失くし、塞ぎ気味のニックと過ごそうと考えていたのでなおさらだった。仕方なく、予定が駄目になったことをニックに電話したニールは名案を思いつく。ニールはニックをツアーに行かせ、自分はニックの診療所に向かった。20年ぶりにリサに会ったニールは、美しくなったリサに惹かれる。会った途端にリサが口にした頼みごとに、ニールは承知したものの、ニックは何に同意したのだろうと不安だった。
リサは結婚する気はなかったが、子供は産みたかった。友人だったニックに一度だけセックスをして欲しいと頼んだのも、ただニックの遺伝子なら間違いないと考えたせいだった。しかし、いきなり衣服を脱ぎ棄てたリサにニールは驚き逃げ出す。リサは目的を果たすため、その夜ピザを持ってニックの家を訪ねた。ニールはリサに欲望を感じたがニックの恋人を抱く訳にはいかなかった。リサはやがてニールの正体に気付き、激怒するが、遺伝子は同じだと考え、黙っていて欲しければセックスしてくれと脅迫した。ニールは子供の父親にニックを選び、20年前ニックに恋していたことを考え合わせて、いまだにリサはニックを求めていると判断する。ニールはリサにニックとの仲を取り持つことを約束するが、リサは自分とニックの間には何もないことがわかっていた。しかし、この茶番に乗ればニールを誘惑できると考えたリサは、黙ってニールの話を聞いた。
ニールは有名人の性で、他人が自分にまとわりつくのは何かを得たいためだけだと、気付いていた。そのため、この田舎の人を思いやる雰囲気を好ましく思っていた。リサは自分もニールを騙して、自分の欲しいものを手に入れようとしていたことに罪悪感を覚えた。
リサの牧場に落雷があった日、ついに二人は何もかも忘れて抱き合った。ニールは朝になって後悔し、自分からニックに話すとつぶやいて去って行った。リサはニールを愛してしまったことに気付き、戻ったと聞いたニックにニールの居場所を聞くため、家に向かった。彼を愛しているから居場所を知りたいと言うリサにニールは彼より自分の方が愛しているから教えられないと言った。会話がかみ合わないことで、リサはそこにいるのがニックではなく、ニールだったことに気付き、恥ずかしさのあまり逃げ出した。リサ
を追いかけたニールは牧場でリサを捕まえプロポーズした。


あんまりホットじゃないです。妻を失くした、まじめ人間ニックの方が面白い話になってるかもと思いました。