193 一週間の花婿 レベッカ・ダニエルズ

一週間の花婿 (シルエット・ロマンス)

一週間の花婿 (シルエット・ロマンス)

ルーカスは警備会社の社長として成功していたが、結婚生活は妻の無言の中絶によって破綻した。ルーカスは会社を興した頃が忘れられず、時々現場にでていた。
オリヴィアは産婦人科医として活躍していたが、友人夫婦の代理母を引き受けたことで、世界が一変する。無事着床し、喜びを分かち合おうとした時、友人夫婦は事故で帰らぬ人となった。オリヴィアは彼らの子供を自分が育てることを決めたが、未婚で出産することで両親を動揺させないため結婚したと嘘をついた。しかし、その直後、妹が結婚を決め、故郷に帰らなくてはいけなくなり、架空の夫が現実に必要になってしまったのだ。オリヴィアはエスコート・サーヴィスに電話し、雇おうとしたが彼女の希望通りにいかず、落胆する。その電話を小耳にはさんだルーカスは手伝いを申し出た。
藁にもすがる思いで、ルーカスはの申し出を受けたオリヴィアは、両親に嘘をつくことで罪悪感を覚えていた。オリヴィアの生家に着いた二人は、母から此処に泊まるように強要され、オリヴィアの育った部屋で寝泊まりすることになってしまう。やがて、オリヴィアの妊娠が家族の知る所となる。オリヴィアの計画では、その後、結婚が破綻し、子供はオリヴィア一人が育てるはずだった。無事に一週間を乗りきった二人は空港で別れるが、惹かれあう二人の頭からお互いが消えることはなかった。ルーカスはオリヴィアの診療所を訪れ、愛していることを告げ、プロポーズする。


ホットなとこは皆無です。ありふれた話です。