184 熱い取り引き スーザン・ネーピア
- 作者: スーザン・ネーピア,山本瑠美子
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2002/07
- メディア: 新書
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スコットが暮らす家は元はアーニャの従姉のものだった。その従姉から、屋根裏に忘れてきた日記や書類をスコットに知られぬように持ち出して欲しいとアーニャは従姉から頼まれていた。それをスコットに打ち明けられぬまま、二人の関係は熱くなって行った。スコットから従姉を取材する記者から電話があったことを聞いたアーニャは罪悪感を感じながらも、屋根裏に忍び込み従姉のトランクを見つけた。持ち出そうとした時一枚の紙が落ち、目にしたアーニャは衝撃を受けた。従姉が中絶を望んでいるという書類だった。茫然とするアーニャの前にスコットが現れ、スコットは自分に愛をささやいた女が自分に何も知らせず自分の子供を葬ったことを知った。スコットはアーニャがそれを手に入れるために自分を操ろうとしたと責めた。アーニャはスコットを失うのが怖くて言えなかったと弁解したが、スコットはアーニャに目の前から消えろと言った。数日後、記者がアーニャにもインタビューしたいとアーニャの家を訪れた。従姉の子供時代の話をした後で、記者はスコットがアーニャを愛していると言ったことを告げる。アーニャはスコットの事務所に行き、人づてに言わなければいけないような事なら二人に未来はないとスコットに言った。スコットはアーニャを抱きしめ彼女を従姉の罪で責めたことで恥じていたと告げた。そして、結婚して、自分の子供の母親になって欲しいと言った。
あんまりホットじゃないけど、テンポ良く読めます。