183 愛を捨てた理由 ペニー・ジョーダン

愛を捨てた理由 (ハーレクイン・ロマンス)

愛を捨てた理由 (ハーレクイン・ロマンス)

家族のいない二人は結婚して沢山の子供を持とうと約束していた。保険に付随する検査でショーンが無精子症と診断されるまでは・・・。ショーンは検査結果が信じられず再検査を行うが結果は同じだった。愛するケイトに子供を授けることができないという事実にショーンは打ちのめされ、ケイトに子供を授けてくれる誰かにケイトを譲ろうと決心する。いきなり離婚を切り出されケイトは茫然となったが、他に好きな女性がいると言われ、離婚に同意した。離婚した後で妊娠に気付いたケイトは離婚する際に子供は本当は欲しくなかったと言ったショーンに知らせる必要はないと思った。5年後、ケイトの勤める会社が買収され、新しい社長がやってきた。それがショーンだったことにショックを受けたケイトは即座に退職届を提出するが、ショーンは認めなかった。ケイトに5歳の息子がいることを知って、離婚してすぐに他の男を見つけたと詰ったショーンだったが、生活苦に苦しむケイトを守ってやりたいという気持ちは大きかった。ケイトがインフルエンザにかかり、看病を買って出たショーンは次第にオリヴァーとの絆を深めていった。父親を求める幼い息子の気持ちにケイトは居たたまれない思いだった。ショーンはショーンがオリヴァーの父親だというケイトの言葉を信じなかった。しかし、オリヴァーのために再婚したいとショーンはケイトに言った。二人は結婚し、オリヴァーは欲しかった父親ができた。ケイトはショーンに黙ってショーンとオリヴァーの髪をDNA鑑定にかけ、結果を手に入れた。ショーンはそれを見て怒り、これは自分がケイトを疑い、彼女を傷つけた証でしかないと言った。本物の愛情はそんなもので証明されるものではないと。ショーンは以前から自分にとってケイトがただ一人の女性であり、昔と変わらずずっと愛し続けていることを告げた。


だけどさ、ちゃんと検査しなかったらまた浮気したって疑ったんじゃないの???でも、これ結構ホットです。