180 過去はささやく アン・メイザー

過去はささやく (ハーレクイン・ロマンス)

過去はささやく (ハーレクイン・ロマンス)

生まれてからすぐに母に捨てられたイヴは母にお金を渡して養父となった男に12歳の時寝室で襲われそうになり唯一鍵のかかる浴室で眠った。養母に訴えても信じてもらえず、逃げ出したイヴは収容された施設で知り合った少年と廃屋での生活を始める。しかし、腎臓移植が必要になった母が祖母に子供を産んだことを告白したことで、祖母はイヴを探し出し引き取られる。イヴは教師になり、男性を拒絶したままで一生を祖母の家で過ごそうと思っていた。
ある日、母が帰ってくる。母は魅力的な男性を伴っていた。イヴは彼に惹かれる気持ちを感じて恐怖を覚えた。ジェイクはイヴに欲望を感じる自分に戸惑ったが、彼女を知りたいと思う気持ちを抑えきれなかった。イヴに拒絶されてジェイクは去っていくが、彼の心にイヴは居座っていた。しかし、祖母が脳卒中で倒れたと聞いたジェイクはイヴに会いたい気持ちから彼女を訪ねる。抱きしめられキスに応えたイヴはこれは許されないことだと言った。ジェイクの恋人は自分の母だと。
ジェイクはイヴの母が後ろ盾として自分を欲しがっていることは知っていたが恋人だったことはなかった。だが、母娘と親密になる危険は理解できた。ジェイクはイヴがこれまで味わってきた苦悩を思いやり、学校が閉鎖することで仕事を失ったイヴに仕事を提供した。イヴは祖母が家を売り、息子と同居する決心をしたためその申し出を受ける他なかった。カリブを訪れたイヴは自分の滞在するコテージがジェイクのものであることを知って、不安になった。予感通りジェイクはやってきたが、イヴの言葉に怒って立ち去った。ジェイクはイヴが欲しくて食欲はなくなり、眠れなくなった。イヴもまた、ジェイクが恋しかった。パーティでジェイクを見た時、イヴは悟った。彼を忘れることはできないと。ジェイクは怒りに燃える目でからかっているのかと聞いた。イヴはこれまで男性を避け続けていたこと、ジェイクに惹かれる気持ちに恐怖を感じていたことを話した。ジェイクはイヴを自分の家に連れて行って二人は愛を交わした。


ぼちぼちホット。好きなタイプの話でした。

ここ数日ネットが繋がらなくなったり、書いた文章がエラーで消えてしまったりで散々でした。はてなを選んだのは間違いだったかーーーと思い始めちゃったくらいです。