163 めぐりあう絆 ジュディス・マクウィリアムズ

めぐりあう絆 (シルエット・ロマンス)

めぐりあう絆 (シルエット・ロマンス)

不妊治療していたクリニックで医師が勝手に保存していた卵子を使って双子が生まれたことを知ったビッキーは子供に会いたいと痛切に願った。しかし、父親であるイギリスの貴族は交渉はおろか、面会さえ許してくれなかった。依頼した弁護士の手腕で弁護士の訪問が許され、ビッキーは子供に会いたさに弁護士を装って行くことを決める。
子供たちはすくすく育ってはいたが、ナニー一人に厳格に管理され自由に会うこともできない有り様だった。子供たちには親の愛が必要だとビッキーはジェイムズに話し、子育てに母親も参加させるよう頼んだ。
ジェイムズは出会った時からビッキーに惹かれていた。次第に、ジェイムズはビッキーと家族になることを考えるようになる。
自信がないながらも、子供たちを愛し、献身的に尽くそうとするジェイムズにビッキーも惹かれていった。ジェイムズを狙う隣人に正体を暴かれたビッキーはジェイムズに嘘をついた理由を話した。恋してしまったせいで、告白するのが怖かったのだと。ジェイムズはビッキーを信じ、二人は結婚を誓った。


子は鎹ってよく言うもんね。ホットなとこはありません。