156 シンデレラは眠らない ジュリー・ミラー

[rakuten:surugaya-a-too:10067059:detail]国王秘書エリーのささやかな夢は舞踏会でダンスを踊ることだった。国王の孫娘たちはエリーの夢を叶えるため、ドレスや宝石を用意し、エリーを飾り立てて送り出した。迎えにきたリムジンに乗り込んだエリーは王女になりすますため深呼吸した。しかし、リムジンが止まった場所は舞踏会の会場ではなかった。別の車のトランクに促され、そこにリムジンの運転手の死体を見た時、エリーは自分の夢が叶わなかったことを知った。誘拐されたエリーは足かせをはめられ幽閉される。国王宛てに孫娘の命と引き換えに退位を望む脅迫状が届く。
ケイドは誘拐してすぐにエリーが王女でないと気付いたが、主犯を見極めるため黙っていた。父親が自殺して以来、蔑まれてきたケイドはエリーの純粋さに惹かれ、彼女を守ろうと決心する。
仲介役の男にエリーの正体がばれ、エリーを殺すよう指示されたケイドは男を打ちエリーを連れて逃げ出した。身を隠した二人は国王を陥れようとする人物の証拠を見つけるため監禁されていた場所に戻るが銃を突き付けられ危機に陥る。二人の命を救ったのはエリーの機転だった。しかし、犯人は死に、証拠を見つけることはできなかった。
国王は証拠はないものの、怪しい人物を後継ぎから外す決心をした。
ケイドはエリーに自分は相応しくないと去って行った。
エリーはお金や家名などどうでもいいと、ケイドにわからせ、二人は愛を誓った。


あんまりホットじゃないかなぁ。王女やら伯爵やらの話は好きじゃないんだ。サスペンスは大好きだけどね^^