155 悲しきプロポーズ キャサリン・スペンサー
- 作者: キャサリンスペンサー,Catherine Spencer,藤村華奈美
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2009/01/01
- メディア: 新書
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セシリーは奔放な生活の末、事故で亡くなった。残された幼い娘が重病にかかり、適合するドナーが見つからず、ディミトリオスはブリアナに助けを求めた。ブリアナは生まれたことも知らなかった姪のために全ての仕事をキャンセルしてやってきた。二人はお互いの魔法が無くなっていないことに気付いた。話し合った二人はセシリーの企みに二人とも踊らされていたことを知った。ディミトリオスは昔も今も求めているのはブリアナただ一人だと告げ、結婚を迫った。ブリアナは自分の望みが叶うことに不安を感じるがディミトリオスを愛していた。しかし、書斎でディミトリオスと医師の会話を聞いたブリアナはディミトリオスが娘のドナーを産ませるために自分を利用しようとしていたと気付く。打ちのめされたブリアナはディミトリオスを責めたが、ディミトリオスから娘の父親は自分ではないと聞き驚く。決裂した二人の関係は修復不可能に思えた。指輪を外したブリアナは街への道を歩きながらディミトリオスから離れることはできないと結論を出す。ディミトリオスもまた、些細な誤解が元で彼女を手に入れ損ない、苦しい日々を過ごしたことを思って決意を固めた。帰ろうと踵を返したブリアナの前にディミトリオスが現れ、二人は固く抱き合った。
結構ホットです。セシリーのしたたかさより、避妊の重要性を考えろよって話だな。