１５０ 悪い噂の男 ジョアン・ロス

悪い噂の男 (ハーレクイン・アフロディーテ)

新聞に風刺漫画を描き脚光を浴びるギャヴィンは一人の人妻と知り合った。彼女は離婚調停中の夫の不正の証拠を持って新聞社にやってきた。彼女に誘惑されたギャヴィンは欲望の虜となった。彼女は夫から金を得るため、公の恋人としてギャヴィンを利用し、怒りに燃える夫がギャヴィンを殺そうとした時正当防衛として夫を殺す計画を立てていた。しかし、彼女は殺され、ギャヴィンがその加害者として逮捕されてしまう。彼女が妊娠していたことがわかり、その責任を逃れるために犯した殺人だとギャヴィンは陪審員から有罪を言い渡された。刑務所に送られたギャヴィンを救ったのは、粘り強い捜査官トレイスだった。子供のＤＮＡから父親が夫の弁護士のものと分かり、弁護士は自分が無実である証明をするため全てを話した。夫は妻を殺したことを自白した後心臓発作で亡くなった。
無実が証明されたギャヴィンをトレイスは自分の故郷へ連れ帰った。人妻殺しと噂され、孤独の中ギャヴィンは劇画作家として成功する。移り住んだその街でギャヴィンは魔女と噂される老婦人と知り合った。不思議な力を持つ彼女は階段から落ちて亡くなり、ギャヴィンは孫娘が家を相続するまで家の管理を頼むという手紙を受け取る。
タラは家を相続したくなかったが、売りに出すまでひと月住むことが条項に書かれていたため渋々祖母の家にやって来た。ギャヴィンとタラは出会った瞬間言いようのない欲望に囚われた。タラは祖母の力がそうさせていると抵抗するが、ギャヴィンに流れに身を任せようと説得される。ギャヴィンはタラ以上に大切な人はいないとプロポーズするが、以前結婚式をすっぽかされた経験のあるタラは、自分の力をギャヴィンに明かした。その不思議な力を目の当たりにしてもギャヴィンは揺るがなかった。

なんか、よくわからん話だ。スパイスを入れすぎてごった煮になっちゃった感じ・・・？タイムトラベラーの王女様やら、呪術やら・・・。ちょっとホットなとこもあったけどさ。。。