146 恋のクランクイン スーザン・ネーピア

恋のクランクイン (ハーレクイン・クラシックス (C532))

恋のクランクイン (ハーレクイン・クラシックス (C532))

オーディションでヒロイン役を射止めた姪ベッキーの付添を頼まれたジョアンナは監督のリチャードが学校に彼女を訪ねてきたことを知った、生徒に彼のサインを頼まれたジョアンナはゴールキーパーの格好のままリチャードの元に駆けつけたが、彼はファンと間違えサインとキスをジョアンナに送った。茫然としたジョアンナは彼の魅力に気付くが、姪が彼にのぼせるのも無理はないと危惧した。
数日後、ベッキージョアンナは撮影場所に到着する。演技指導という名の元に誘惑が行われてはいけないと心配するジョアンナにリチャードは惹かれているのはジョアンナの方だと告げた。有名スターだったリチャードは不幸な事故で杖なしに歩けなくなっていたが、彼の周りには女性が絶えることはなかった。物珍しさから言い寄っているだけと決断したジョアンナは彼を避けた。リチャードはジョアンナに惹かれていることを隠そうともせず、ロケメンバーたちは賭けを始めた。ロケ最終日直前に美しい女性と話しこむリチャードを見つけたジョアンナは会話の断片から彼女こそリチャードが交際する女性なのだと確信する。ロケが終わり、飛行機に乗り込もうとするジョアンナにリチャードはこれで終わりじゃないと告げた。別れ際のキスを残して彼は立ち去ったが、数日後新聞にその写真が載りリチャードのキスの相手についての情報を欲しいと紙面にあったためジョアンナの周囲は混乱を来す。教師としての自分を守るためインタビューを受けたジョアンナは、嘘に踊らされるマスコミに奇妙な満足を覚えた。リチャードの母から息子は本当にジョアンナを愛しているのだという電話をもらい激怒したジョアンナはリチャードに電話して真実を話すよう言い、叩きつけるように電話を切った。
数日後、ジョアンナのクラスにスタジオ見学の話が来て、渋々出かけたジョアンナはリチャードから食事に誘われ生徒たちと共にレストランに連れていかれた。そこで待っていたのはあの美しい女性だった。彼女はリチャードの兄の妻だった。メガネを取り上げられぼんやり霞む世界の中でホテルに連れて行かれたジョアンナは彼が彼女を手に入れるため多大な努力をしたことに気付き、彼に愛していると告げ、結婚を承諾した。


あんまりホットじゃないです。タンパクな話だわ・・・。