142 ラングストン家の花嫁 アネット・ブロードリック パメラ・モルシ

ラングストン家の花嫁 (シルエット・ディザイア)

ラングストン家の花嫁 (シルエット・ディザイア)

大学時代惹かれていた相手に再会して友人として付き合い始めた二人は勤務地が変わったことで会えなくなったが、ローラが出張した時ロブが電話をよこし、何となくベッドを共にしてしまった。しばらくして体調の不調から医師にかかったローラは妊娠していることを知る。ローラは知らせないことはできないと電話をしたが、数日後ロブがやってきた。負担になるつもりはないとローラは言ったが、ロブは愛するローラを手に入れるチャンスを逃さなかった。学生時代、人気者でもてるロブが自分を愛しているとは信じられないローラは、ロブに大事にされ落ち込む。次第にローラはロブを信じ、愛を受け入れ、心の壁を取り去っていく。


ロブの弟クルーは大学で研究に明け暮れていたが、父が亡くなり憔悴した母と暮らすため故郷に帰って来た。また大学に戻るつもりのクルーは短期の仕事のつもりで図書館で勤め始めたが、同僚のジジに心を奪われ彼女と親しくなるため努力していた。ジジはクルーを見たとたん、力が抜けるのを感じたが彼がゲイだという噂を聞いて深入りするまいと思っていた。ジジには一回デートすると捨てるという噂があり、そのためクルーもデートに誘えずにいた。クルーの母が父の形見の愛馬を最初の孫娘を与えてくれた者に相続させるという話を聞いてジジは思案する。二人で遠乗りに出かけ、ワインを飲んだジジは勢いでクルーに結婚を持ちかける。ジジに愛していると告げるつもりでいたクルーは驚くがこの話に飛びついた。クルーをゲイだと信じているジジは愛してもらえない人と結婚する辛さを思って次第に憂鬱になっていく。クルーはジジの態度に不信を感じ話をすべきだと彼女を連れだした。誤解が解け、二人はお互いの気持ちを確認し合った。


短編なのではらはらするとこはないです。あんまりホットじゃないし・・。