139 夜ごとの甘い夢 マギー・コックス

夜ごとの甘い夢 (ハーレクイン・ロマンス)

夜ごとの甘い夢 (ハーレクイン・ロマンス)

前夜、娘の看病で眠れなかったモーゲンはついオフィスでうたた寝をしてしまった。モーゲンの上司は妻が出て行ったことでアルコール依存症になり、出社していなかった。
ミーティングの約束で赴いたコナルは秘書が居眠りしていることに腹を立て非道徳な社交生活を送っていると誤解する。モーゲンの上司の現状を知り、この会社の最高責任者として事態を打開する必要があると理解する。仕事を引き継いだコナルはモーゲンが有能であることに気付いた。初めて会った時からお互いに惹かれあう二人だったが、モーゲンは拒絶した。
過去に、結婚経験があるモーゲンは夫とその家族に見下された思いが忘れられなかった。同じように裕福な家庭に育ったコナルが自分と真剣な交際を望むとは思えなかった。
父の度重なる浮気が原因で離婚した両親を見て育ったコナルは、自分が結婚に向いていると思ったことはなかった。しかし、モーゲンを求める強い気持ちから彼女を手放すことはできないと決意し、プロポーズする。
モーゲンは驚愕し、自分がコナルを求める気持ちの強さに恐怖を感じて返事を遅らせた。仕事で方々の土地を回る生活を止め、モーゲンの傍で腰を落ち着けるためにニューヨークの雑事を片づけに行ったコナルはモーゲンに断られたらという不安で眠れない夜を過ごした。数日後、戻ってきたコナルをモーゲンは待ち受けていた。走り寄るモーゲンをコナルは抱きとめた。モーゲンはコナルに愛している、結婚したいと告げた。


結構ホット。コナルの熱烈なラブコール、素敵です。ロマンスってこうありたいって話でした。