132 恋人たちの秘密 トーリ・キャリントン

恋人たちの秘密―キスの迷宮〈3〉 (ハーレクイン・ブレイズ)

恋人たちの秘密―キスの迷宮〈3〉 (ハーレクイン・ブレイズ)

マロリーは5年で成功を手に入れようとロスへやって来た。自分が決めたタイムリミットまであと少し。しかし、マロリーは家賃も払えないありさまだった。食事は友人ライリーの店でタダで食べ、壊れてしまった車の代わりはジャックに頼りっぱなしだ。マロリーとレイラ、ライリーは知り合った時ジャックを友人の範疇に留める事を約束していたが、ジャックとマロリーは初対面数時間後にはベッドを共にしていた。友人たちに隠れてつきあうことにジャックは反対し、次第にいら立つようになった。マロリーは付き合っているわけではなく欲望を満たしているだけだと言い、ジャックは最後通牒を突きつけた。
マロリーが手掛けるドキュメンタリーに出資者がつかず計画が頓挫しかけ、友人たちはマロリーに出資を申し出る。渋々受け取ったマロリーは、彼女が拾ってきた情報提供者のオカマに小切手と彼女のファイルの一部を持ち逃げされ放心してしまう。自分には才能などなかったと故郷に帰る決心をしたマロリーにジャックは愛してると告げた。そこへまたオカマが拳銃を持って現れマロリーが追っていた事件の犯人であることがわかる。無事に犯人は逮捕されたが、マロリーの決心は変わらなかった。
故郷に帰ったマロリーは地元の新聞社で重要なポストを与えられ成功を手にする。
マロリーのいない生活に耐えられなくなったジャックは母の言葉に光を見出した。家族がいる場所が家なのだと。ジャックは荷物をまとめてマロリーの元へ行くことを決めた。そこへマロリーが現れジャックなしの人生は生きられないと戻ってくる。そして、二人は結婚した。


ぼちぼちホットです。キスの迷宮の最終話ですが、第一話をまだ読んでいません。